<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

ソウルメイトは愛し合って傷つけ合う


 覚者を除き、人は誰しも“天然の槍”のようなものを心のひだに持っていて、特別な距離まで接近すると槍先がお互いの肌をツンツンし始めます。
 ご縁が深くそれでも先へ先へ進むと、好き同士のはずなのにアレレ‥傷を与え合うようになる。
 一旦思わず本能的に身を引く。
 ここで終われば話は単純。
 お釈迦様は「犀(サイ)の角のようにただ一人歩め」と説いておれれます。執着・愛着と無縁なら、平坦で安寧な人生が保証される。
 でも、それじゃツマンナイですよね。私達は。
 迷うまでもなく火中に飛び込む。
 犀の角では凍えてしまうから。
 恋愛の機会を逃さない。


「好き、好き」の間は意識しませんが、双方の中で秘かに「自分だけが傷ついている」といった感情が膨みます。
 相手の槍は早期に気づき、自らの槍は随分後になるまで気づかない。
「お互い同じような性質の槍を持っている」「だからご縁があった」と気づくのは更に先のステップ。
 皆、先ず自分が可愛いから。
 ただ、奇跡も起こる。
 相手の痛がってる顔を見て「ああ、自分とおんなじ」と理解するようになる。
 相手のことが好き。なので簡単に関係をあきらめず機会を重ねる。すると、自らの痛みにばかりフォーカスしていた意識が、ある時内省的な方向へ巾を広げる。「私も彼(彼女)を痛めつけていた」と。
 
 このイノベーションのため特別な関係が存在している。
 そう思います。
 生き物の個体として先ずサバイバル意識(エゴ)が表面に出る我々。
 でも、痛みのさ中相手の痛みに気づく。刺されてると思ってる時刺していることに気づく。
 国と国、宗教と宗教の間で同じことができていたらとっくに世界平和が訪れていますよね。
 なので奇跡と表現させていただきました。


 ギアチェンジして、妻との関係を記します。  

 彼女からの手紙には、以下の通り記されていました。

「入籍したばかりなのになぜ、こんなに離れて暮らしているんだろう。
 (中略)
 自業自得だから、なのでしょうね。
 でも、あなたが訴える苦痛『※※』『△△』には言葉がなかったです。
 なぜでしょう。まるでワタシが考えていたそのまま!!
 どうして先に言うの?
 なので心は動かない。止まったままです。」

“『※※』『△△』はむしろワタシがあなたに訴えたかった事。なのに言われっぱなし。心がフリーズし先へ進めない。”
 素直に伝えてくれていました。
 
「そのまま!!」には私も吃驚です。追いつめられたのと同じ槍で彼女を追いつめてしまっていた事が。
 ただ、自業自得で別居・・・という基本認識は、彼女同様胸の中で膨らんでいました。
 なので『※※』『△△』とわが言動を付け合せると、ゆっくりですが「ああ、あれもだ」「これもだ」と頭の中でつながってゆきます。
 最初ちょっと不本意。でもやっぱり妻はそう感じていたんだろうなぁ‥という経過を辿って。


 不思議に似た者同士です。
「もう一人の自分がいる」といってよいほどに。
 なので魅かれ合い、同じ槍を相互に突き刺しもする。
 無意識に。自然体に。

 でももう無意識ではありません。
 双方、自分が何をやったか理解している。
 自分が「やられた」と思う事とイコールだから、リアルに。
 はっきり言葉化もして。

 彼女のフリーズを解くメッセージを、私からのお返事に記しました。
 両者間のパイプが再び開く方向へ進んでおります。

 ただ仲直りするのではなく、以前と比べてそれぞれ、生まれ持った“天然の槍”に対する理解が深まった・・筈。

 すったもんだを経てですが、天与の「助け合える関係」あり。
 これをソウルメイトと言うのでしょう。もしくは、ツインソウル。
 あなたは私。私を映し出す鏡。

人という鈴は一緒に鳴るようにできています。

 妻お気に入りのMyツイートです。
 ただ、つぶやいた当初は、縁在る人と人の間に起きる共振動を甘い側=「愛する」側からのみとらえていました。
 実際には、コインの表裏で「傷つけ合う」も存在しているようです。
 似た者同士だから。
 学んで成長することが、最終幸せにつながるから。表経由でも裏経由でも。

 愛の反対語は「冷淡」や「無関心」なのでしょうね。
 そうはならないところが、ソウルメイトやツインソウルとの関係の特徴。

 とはいえ槍を刺し合うのは辛いのですが、ならばわが槍に気づいていこうと思います。
 気づいた順に手放すか無毒化するか日頃より注意をする。
 鈴と鈴が、リーンと澄んだ音で共鳴するように。

乙女椿

【関連】
【人生の魔法】-1062 苦しみという明かり (2015/1/27)
少しずつ事態を了解することとなる
むしろ自分は苦しみを与えてきた側なのだと

「ご免なさい」
初めての感情

もう遅いのかもしれない
でも気がついた

自分の苦しみばかり見ていました
と教えてくれたのが苦しみなんてね  
(全文を読む)



 

スポンサーサイト

  • 2018.05.28 Monday
  • -
  • 18:34
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   

search this site.

profile

categories

selected entries

archives

recent comment

  • それぞれ順応の春
    maki
  • 「割れ鍋に割れ鍋」の私達
    楽しいスピ
  • 「割れ鍋に割れ鍋」の私達
    Miho

recommend

links

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM