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  • 2016.05.05 Thursday
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妻への侘び状


 妻の退院が決まりました。
 彼女の故郷を訪ね、妻・主治医・担当の看護師さん・ケースワーカーさんと面談。今月末、退院とともに東京へ移動し同居再開するプランが組み上がりました。
「医学的な奇跡を見る思いです」
 主治医へ率直な感想を伝えると、「私もそう思うんですよ。病院のスタッフも」とのこと。
 妻は、意識鮮明で感情安定。自分を客観視する力を取り戻していました。
「急性状態が終わると、元からあった精神性が表へあらわれます」という医学的な説明に納得。
 7ヶ月ぶりになるでしょうか。彼女の真水部分に触れながらゆっくりお喋りを楽しみました。

 夜の新幹線で単身東京へ戻り、昨日はこちらでの通院の段取り。新しい勤め先(私の)とのスケジュール調整。
 そして今朝、妻への手紙を書きポストへ投函しました。
 内容は、彼女に苦労をかけたことへのお詫び。
 急性状態そのものが、私のあり方次第ではなかったかもしれないから。いっとき厳しい状態になっても、もう少し短いプロセスで復調する事も可能だったと思うから。

 統合失調症は、時代・国を問わず100人に1人が(思春期等に)発症。私は、疑問も持たず99人側の視点でパートナーのあり方を「評価」していました。
 戸惑い怒り、文句を言っていました。感情を交えながら。
 妻は単に苦しいんだということを理解せず包み込みもしないままに。
 ちゃんと手をさしのべないどころか追い込んでしまったがゆえの7ヶ月間。多様な混乱あり。起伏あり。

 私は「支援者」にあたるそうです。
 主治医は「支援者の支援」といった言葉も使われていました。
 99人側の認識を更新してゆく・・という意味です。
 更新するほど、自覚のないまま患者を苦しめていく構図を知る。支援者が変容する。激しい感情がしりぞく。
 すると、入れ替わりで侘びの思いが浮上。

 今朝は、書面にする段階でした。エネルギーが寝床からテーブルへ導き便箋を取り出す。
 大変な苦労をかけてしまったな。
 秋口、私の加害性を随分指摘されたのですが、その意味を今は理解するようになりました・・と伝えました。
 世間順応のため長年思考ばかりを膨らませ私の中で当り前の感性が育っておらず、あのざまでした。ご免なさい。

 ウヤムヤにする手はないですよね。
 再同居を選んでくれた妻にしたためました。

 私は、「時代・国を問わず100人に1人」に神の意志を感じます。
 一般に99人側はそれだけかたくなだから。言動という肉眼で見えるものを常識モノサシで評価し終わりがちだから。時間をかけて、患者は単に苦しいという事を学ぶから。

 妻の魂がその役を買って出てくれたことに不思議さを感じます。
 縁なのでしょう。
 双方タイミングを合わせ今回の転生を始める、ずうっと以前からの。

 ゆえに密度の濃いドラマが始まる。
 認識に変容が起きると「ああ広いところへ出た」と至福を味わえるドラマが。

 妻のもとへ、週明け手紙が届きます。
 

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  • 2016.05.05 Thursday
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